事後報告になりますが、
5/5、1日3回、ワークショップを行いました。
絵本手話語り、しゅわえもんクイズ、しゅわリズムを体験。たくさんの来客があり、一緒に手話の世界を満喫してもらいました。
次回は、秋にも開催される予定であり、しゅわえもんがワークショップをやるかは未定になりますが
イベントに興味がある方は、是非、お越しください。
2024.03.15お知らせ今までのできごと
住友生命の第17回「未来を強くする子育てプロジェクト」において、
しゅわえもんがスミセイ未来賞を受賞したことを、お知らせいたします。
しゅわえもんが行う、ろう学校での手話による絵本読み聞かせ、自然体験活動「デフ・メロウ・キャンプ」、「しゅわえもんニュース」のSNS発信、
3年間継続した「しゅわえもんナイト」のオンライン放送、対面イベント等を通じて、子どもたちの言語である手話とこころを育むために尽力してきた活動が高く評価されました。
しゅわえもんは今後も、子どもたちが健やかに育つために必要な支援を継続的に行ってまいります。
第17回「未来を強くする子育てプロジェクト」結果発表
https://www.sumitomolife.co.jp/about/csr/community/mirai_child/result/2023/index.html
2023.08.01今までのできごと
2023年7月11日から5日間、韓国の済州島で開かれた4年に1度の「世界ろう者会議」に参加してきました。
今回は『危機的状況での人権保障』をテーマに、世界的な大流行となったコロナで、問題になった聴覚障害者を取り巻く環境について、教育をはじめとした医療など様々な分野の講演や討論が行われました。
今回は130カ国以上の国、約2,000人が参加しており、世界中からろう者やろう教育に関わる人々が集まり、様々なバックグラウンドや文化を持つ人々と交流することができました。
また、会議では最新のろう教育の研究や技術の進歩についての発表が行われ、非常に興味深い内容でした。特に、オンライン、SNSなどのツールを活用したろう者の発信技術の進展には驚きました。STEMの発表が多く見られ、大きな関心を寄せています。
また、日本からは史上最多の7組による発表があり、私どもも登壇に立ち発表させていただきました。
NPO法人しゅわえもんは、2005年から、ろう学校ほかコミュニティー機関で手話による絵本読み聞かせを行い、手話が保障された言語環境を提供し、その環境下でろう児や難聴児が成長することで、アイデンティティーを高め、地域のロールモデルとして貢献することを目指しています。
絵本は人の心を育て人間力を高めるという効果があるので、早い時期に多くのろう児・難聴児が絵本に触れる機会を提供するために「絵本読み聞かせ」を行ってきました。
しかし、コロナ禍でその活動が出来なくなったので、2020年5月よりオンラインで配信している「しゅわえもんナイト」の一コーナーとして絵本読み聞かせを行っています。
このインターネット環境の利便性を生かし、「手話の絵本読み聞かせ」、「子ども向けのニュース」、「手話リズム」、そのほか各種イベントを定期的に配信し、多くの方々に見ていただいています。
世界ろう者会議では、参加者同士の交流も盛んで、休憩時間や懇親会では多くの人々が集まり、意見や経験を共有していました。国や地域、言語の違いを超えて、ろう者同士が互いに理解し合い、励まし合い共に成長しようとする姿が印象的で一つの大きな家族のように感じられました。
総じて、世界ろう者会議2023は非常に有意義な経験でした。ろう者の権利、教育に関する議論や最新の技術の発表など、多岐にわたる内容がありました。今後もろう者の社会参加や教育などの向上に寄与していきたいと思います。